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吉岡里帆「京都の魅力をたっぷりお届け」

4日、「京あるき in 東京 2017」~恋する東京ウィークス~オープニングイベントに女優の吉岡里帆さんが着物姿で出席した。


バレンタインデーの予定を聞かれると「カルテットを撮っているんですけど、スタッフの人数がすごいので、影武者のように知らんぷりしようかなと思っています」「お菓子作りが下手で、小学生の頃は頑張って作っていたんですけど」「今年は、おじいちゃん、お父さん、弟にちょっといいチョコをプレゼントしたい」と話した。  理想の男性を質問され「京都のはんなりした方もいいですけど、九州男児のような力強い方も好きです」。京都・鴨川でよく見られるカップルが並んで歩くデートシーンが憧れのようで、「いつか…」と期待を寄せた。

薄いグリーン地にピンクの桜の花柄の春らしい着物姿で登場。2種の中から自身でチョイスしたそうで、「まだ外は肌寒いので、装いだけでも温かみがある桜にしました」と理由を説明した。 着物は成人式ぶりのようで、「まだ若いし、(頻繁に)手を出せるほど大人ではないけど、着ると背筋が伸びますし、言葉遣いや所作が変わりますね」と笑顔。京都の魅力について、「温故知新で古いものを大事にして、そこから新しいものを生み出そうとするところが素敵です」と伝えると、「京都はほんまにいいとこです。ぜひ皆さん遊びに来てな」と、「恥ずかしい」と照れながらも京ことばで呼びかけた。

京都と言えば時代劇の撮影が行われることでも有名だが、「時代劇の復興を願っています」と語り、出演にも意欲的な姿勢。 そこには、連続テレビ小説「あさが来た」に出演したことが関係しているといい、「時代物で着物を着て、当時の作法や言葉を学んで芝居をしていると、作品を作ることの意味を知れた気がしました。そうやってモノ作りをして、当時を知らない人たちに温かみや切なさが伝えられると思うと、またやりたいという思いが自然とこみ上げてきた」と語った。


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