映画『ハローグッバイ』の舞台挨拶が15日に都内で行われ、映画初主演の萩原みのり(20)、W主演の久保田紗友(17)、岡本夏美(19)、渡辺シュンスケ(42)、渡辺真起子(49)、もたいまさこ(65)、監督の菊地健雄(39)らが出席した。
水野はづき役を演じた萩原は「今回、初めての主演映画と初めての舞台挨拶でものすごく緊張しているんですけども短い時間ですが楽しんで頂ければ嬉しいです」と初々しく挨拶。今村葵役を演じた久保田は「去年撮影してから今日まであっという間でした。皆さんの顔を見てちょっと緊張していたんですけれども、今は嬉しく幸せな気持ちでいっぱいです」と公開される喜びを語った。小林悦子役を演じたもたいは「去年の今頃、本当に暑い中駆け抜けるようにして撮った映画ですので皆さん楽しんでいっていただけると嬉しいです」と撮影を振り返った。
萩原と久保田は「私たち本当に『もたいさんのことが大好き』で、カメラが回っていない時もずっと一緒にいてくださって、商店街でお団子が美味しそうという話をしていたら、もたいさんが買ってきてくださったんです。もう、もたいさ〜ん」ともたいが大好きだということを告白。もたいは「(二人とも)本当に可愛かったです」とニッコリ、会場は暖かい笑いに包まれた。
瞳役を演じた岡本は「主演の二人とは違ったJKを演じました。二人の関係性にトゲのあるスパイスを加えられたらなと思い、女子あるあるの要素を盛り込みました」と役所について語ると、萩原が「怖かったです!夏美ちゃんの瞳役が怖くて。『私たち友達だよね』の顔がものすごく怖くて。でも、普段はすごく優しくて・・・」とフォロー。「絡む機会があまりなかったので、常に怖いなと思いました。リアルでは優しい人です。」と久保田も後付けでフォローすると、岡本は「逆にそのフォローが嫌だ〜」と笑顔でツッコミを入れていた。
本作は高校2年生の夏、クラスで目立つはづき役を萩原みのりが、ひとりぼっちでいる優等生の葵役を久保田紗友が、認知症のおばあさん役にもたいまさこがそれぞれ演じ、2人の少女と共に一歩前に進みたくなる、この夏忘れられない正反対な2人の少女が織りなす青春ドラマ。