「人狼ゲーム」を実写映画化した『人狼ゲーム ラヴァーズ』の初日舞台あいさつが28日、東京・新宿武蔵野館で行われ、本作が初主演となるSeventeen専属モデルで女優の古畑星夏と、共演の池田純矢、佐生雪ほか、フレッシュな出演陣が劇中衣装で勢揃いした。
本作は、拉致・監禁された高校生たちがプレイヤーとなり、互いの正体を探る心理戦を繰り広げながら、生き残りをかけたデスゲームに挑んでいく姿を描くサスペンスシリーズ第5作。過去のシリーズでは、桜庭ななみ、土屋太鳳、高月彩良、小島梨里杏という現在大活躍する注目女優が主演を務めた。
今回“5代目人狼ガール”役を射止めた古畑は「今までの主演女優さんたちの演技には爆発力があって、プレッシャーも感じました。でも(共演の)みんなが癒やしの場を作って支えてくれた」と周囲に感謝。「今日はチケットが売れるか心配だったけど、客席が満席でうれしいです。このあとエゴサ(エゴサーチ)しますので、みんな感想を送って」と笑顔を振りまいた。
この日は、あいさつの第一声を求められた古畑の手元にマイクがなく、少し焦った彼女が思わず、隣に立つ池田のマイクをつかんでしまうハプニングに、会場から明るい笑いが漏れる一幕も。特撮ドラマ「海賊戦隊ゴーカイジャー」や映画『ライチ☆光クラブ』に出演し、少し年長となる池田は『古畑星夏、池田のマイクを握る』で、今日のネットニュースのタイトルは決まりですね。朝からアダルティーでしたか?」とすかさず笑わせ、さらに「カットされてしまったけど、古畑と殴り合いをするシーンで(古畑から)股間に強烈なケリを食らいまして。現場でずっと悶絶していましたね」と舌も滑らかに盛り上げていた。
本作は、家族を借金から解放するため、命懸けの人狼ゲームに参加することを決意した主人公・高野蘭子(古畑)が、殺りくゲームを生き残ってきたつわものたちや、新たなルールを前に奮闘する姿を描く。この日はほかに、平田雄也、溝口恵、森高愛、春川芽生、安藤瑠一、鈴木知尋、中村萌、綾部真弥監督も出席した。(取材/岸田智)
映画『人狼ゲーム ラヴァーズ』は新宿武蔵野館ほかで公開中